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Sugarfrost Records(しゅがふろすと)は、1990年代の英国のインディーズ・レコードレーベルである。 == 概要 == 1990年代初頭に、ぼうしレーベルの山内章子とジョン(通称)によりリバプールにて設立。 意識的に「地方バンド」を取り上げることで、イギリスならロンドン、日本なら東京という従来の発想を打破し、日英両国の新進インディーズバンドの作品リリースを当地にて精力的に行った。 Nelories や Eva Luna の当レーベルからのリリースは、 BBC の伝説的番組 "John Peel Sessions " へ出演する足がかりとなった(詳細は List of Peel sessions を参照のこと)。 1992年に、日本のポルスプエスト・レコードと『The Birth of The True』というコンピレーション・アルバムを共同制作し、英国リリースの際には現地のメディアの注目を集めた。とりわけ、当地の音楽紙 NME 紙 ("short circuit" by John Mulvey, 18 July 1992) や Melody Maker 紙 ("albums review", 1 August 1992) からの絶賛を受けたが、これはインディーズバンド/レーベルとしては画期的な出来事であった。これにより、ネロリーズ(Nelories)や b-flower といった日本のネオアコバンドが、海外で脚光を浴びることとなった。また、英国のインディーズレーベルの Sarah Records と親交が深く、同レーベルからリリースのあった Secret Shine などが英国側から参加している。 ちなみに、前身に当たるぼうしレーベルの設立状況は、 Sarah Records 同様、当時のインディーズ・ファンジン・シーンに端を発する。当地と日本側で交流があったのは『英国音楽』ファンジンであるが、山内が書いていたファンジンは『5000 Miles from George Square』で、その付録としてカセットリリース二本、さらには日本で唯一 Sha-la-la フレキシ(ソノシート)のリリースに参加した。なお詳細については、『ぼうしレーベル ライブカセット(アッコちゃんズアノラックパーティー)』が「現存する音源」として記されている「ロリポップ・ソニック」の項を参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Sugarfrost Records」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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